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2006年03月21日

全国高校サッカー選抜大垣大会雑感(本文)。

今日(20日)大垣に移動し、観戦したのは浦和や清水でのフェスティバルと共に春の 全国高校サッカー3大フェスティバルとして名高い「第14回全国高校サッカー選抜大 垣大会」です。この日は3日間となる大会の最終日。2日間の出場16チーム(帝京、愛 媛FCユース、横浜FMユース、国見、四日市中央工、筑陽学園など)を4組に分けた予 選リーグを経て決まった同順位同士のリーグ戦や(予選1位チームは決勝トーナメン ト)を開かれておりました。

そんな中で私が見たのは予選2位リーグの中京大中京対市立船橋(4-0で市立船橋勝
利)と愛媛FCユース対筑陽学園(1-0で愛媛FC勝利)。そして決勝戦となった岐阜工
対前橋商(35分ハーフ0-0からのPK4-3で岐阜工が優勝)の3試合。それでは、6チーム
の簡単な雑感をごらん下さい。


中京大中京(昨年度成績:高校総体・高校選手権出場、プリンスリーグU-18東海第8
位<2部降格>)

カタール国際で活躍を見せたU-19日本代表FW伊藤翔(3年)も登場。チームとしては
0-4のスコアが表す通り、相手の組織的なディフェンスにミスを繰り返す展開。伊藤
自身もほとんどボールを持つことができず、ボールを引き出す運動量も全くなし。し
かし、ひとたびボールを持てば爆発的なスピードで敵を抜き去り、左足アウトで低い
弾道のクロス。赤いユニフォームをまとうその姿は、まさに「アンリ」。素材として
はやはり一級品であることを短い時間でアピール。

市立船橋(昨年度成績:高校総体・全日本ユース出場、プリンスリーグU−18関東
第6位)

一緒に観戦した神戸・長谷部茂利スカウトいわく「統制がとれている」というコメン
トに集約される「連動性ある」サッカーを展開。それでも前半は攻撃での連携面に不
安を残していたが、後半きっちり修正してくるところはさすが。個人としては伊藤翔
を高さで圧倒した190cmのCB橋本真人(2年)、走り出しから瞬時にトップスピードに
達する快速FW渡部雄史(2年)が注目選手。


筑陽学園(昨年度成績:プリンスリーグU-18九州1部第10位)

初出場で準優勝という快挙で選手権を沸かせてから3年。高さを持つCB山下康太、裏
への抜け出しに優れるFW工藤大明など、要所にタレントはそろっているが、試合を通
じての元気のなさが気になるところ。果たして、東福岡、東海大五、福岡U-18などが
ひしめく群雄割拠の福岡県のユース年代チームの中で主導権を握れるか?


愛媛FCユース(昨年度成績:日本クラブユース選手権・全日本ユース出場、プリンス
リーグU-18四国優勝)

トップチーム同様、「粘り」が身上のチーム。抜かれた後のカバーや追いかける「次
への動き」が徹底されているので、大崩れはしない印象。その中でもスピードに乗っ
たドリブルとゴールが見えたらどこからでもシュートを撃ってくる積極性がトップ
チームの友近聡朗を彷彿とさせるFW小笠原侑生は、今すぐJの舞台でも通用しそうな
「逸材」。

前橋商(昨年度成績:全日本ユース出場、プリンスリーグU-18関東第7位)

元U-16日本代表GK土田健太(3年)はさすがの安定感。自陣からのFKで一気にゴール
前へと放り込む正確なロングフィードも魅力の1つ。チームとしては高校生らしい
「手抜きをしない」サッカーが徹底されているので、プリンスリーグU-18関東でも中
尉には食い込めそう。


岐阜工(昨年度成績:選手権出場、プリンスリーグ東海第7位<2部降格>)

先の選手権で1回戦、対城陽戦で途中出場から決勝点を奪ったFW櫛田直晃。新チーム
では10番を背負って1トップの位置から鋭い上下動を繰り返す動きを見せる。トップ
下から飛び出す160cmのMF三宅俊輔とのコンビは対戦相手に大いなる脅威を与えそ
う。守備面でもCB林辰則を中心に安定感があるので、今後の成長次第では全国の舞台
での躍進も大いにありうる。


*下の写真は愛媛FCユース対筑陽学園戦での一こまです。


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