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2006年03月28日
いつか見たような風景
3月26日(日)J1第5節
FC東京2-1京都
私自身、FC東京ホームゲームは初取材。見るもの聞くもの全てが新鮮でした。ただし、FC東京の相手は3年ぶりの対戦ながら旧JFL時代から何度も対戦した「顔なじみ」京都。福岡時代からの因縁を引きずる中払(注1)へFC東京サポーターが響かせるブーイングもどこか懐かしく聞こえたのは私だけでしょうか…。
さて、試合はFC東京・ガーロ監督がパウリーニョに伊野波、アレモンには茂庭とジャーンの受け渡しでのマンマーク策という「弱者の戦法」を取り入れてまでも勝利への渇望を示したのに対し、最後は米田が足をつったアクシデントはあったにせよ「勝ち点1でよし」という選手交代に終始した京都・柱谷監督との意識の差が最後の最後に結果に出た形。後半はむしろボランチによるボールの押さえ所を修正した京都が押していただけに、この敗戦は悔いが残るのでは。
前日の日産スタジアムとは少々レベルの差はありながらも、前半は先制点後にポゼンッションで圧倒しながら「取らない」サッカーを展開したFC東京や、後半大ブーイングの中登場した京都・中払が決定機を何度も演出するなど、昔のJFLを思わせる部分での「おもしろさ」は満載。往時を振り返りつつ、現在を重ね合わせて観戦するのも、サッカーの醍醐味の1つであることを改めて知ったゲームでした。
(注1)2001年10月20日博多の森球技場で行なわれた福岡対FC東京戦。試合は開始早々、平島があげたゴールをJ1残留に賭けていた福岡が守りきって1-0と勝利したが、FC東京に負傷者が続出するなど、両者感情剥き出しのラフプレーが頻発する荒れた試合に。特にFC東京関係者にとって、当時司令塔として中盤に君臨していたにケリーの右腕を脇固め気味に取って負傷交代に追い込んだ中払への怒りは凄ましいものであった。その名残が現在でも中払への「ブーイング」という形で表われている。
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