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2006年04月01日
「魂」の結実
Jリーグ初の「四国ダービー」。結果から言ってしまえば内容も気迫も徳島を凌駕した愛媛FCの完勝でした。
愛媛FCで特に素晴らしかったのは「組織」と「奔放」のバランスが見事に保たれていた事。徳島のキーマンであるトップ下・伊藤の飛び出しは高萩、井上の両ボランチとCBの受け渡しで完全に潰し、なおかつボールを持てばサイドの積極的な仕掛けと浅いラインの裏を狙ったパスで相手を翻弄。ミスはあっても、「取り返す」気持ちを全面に出したしつこいプレスでそれを致命傷にしないところにこのチームの「魂」を見た気がしました。
広島ユース時代は黄金期の担い手となった、この日も決勝ゴールの右SB森脇や高萩、執念のラストパスを供給したFW田村を始め、どの選手も迷いなく楽しげに「プレイ」していたのも印象的。対する徳島がシステムに縛られ、窮屈そうに90分を過ごしていたことで、より両者のコントラストが鮮明になったような気がします。
技術的に劣る選手も確かにいますが、今サッカーを満喫しているのは間違いない愛媛FC。今彼らのサッカーを見ずして、J2は語れません!
こうして愛媛FCにとっては満点の四国ダービー初戦でしたが、残念だったのはこの試合に4,110人しか観衆が集まらなかったこと。さらに淋しかったのは、松山市内では全く愛媛FCのポスターが貼られていなったこと。様々な障害はあるのかも知れませんが、選手・現場スタッフは120%以上の力を出して戦っているのですから、彼らに応える営業サイドの奮闘も切に願いたいところですね…。
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