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2006年06月22日
オーウェン、帰国
スウェーデンvsイングランド

ルーニー初先発にサポーター大喜び。ところが試合開始から1分もせずにオーウェンがヒザを痛めて負傷退場するというアクシデントに見舞われる。
バランスを崩し、自分のヒザに自分の体重を載せる形で倒れ込む瞬間の、表情を無くした顔が切なかった。自ら這ってピッチの外に出た姿を見てそれほどの重傷ではないのかもと思ったが、彼のヒザは全治5ヶ月の重傷と診断されておりチームを離れ帰国して治療を行うという。選手がケガをする姿はできれば見たくない。
すでにドイツがA組首位の座を決定しており、少なくともスウェーデンは勝利しなければ開催国との戦いを強いられる事になっていた。ところがそうした自らの境遇に対して彼らは積極的に抗おうとはしなかった。もちろん、それは主体的な意思による結果ではなく、イングランドの攻勢という不可避な現実によってもたらされていた。
スウェーデンを圧倒したイングランドの攻撃は、もちろん前線のタレントのダイナミックな動きによって作られていたが、それを可能にしたのがこの日初先発となったハーグリーブスの渋い働きだった。ボランチでコンビを組むランパードが積極的に前線に顔を出してイングランドの攻撃に厚みを持たせるのに対し、CBの前でにらみを利かせ、スウェーデンに付け入る隙を与えなかった。
34分にイングランドがこの日何度も繰り返した右サイドからの崩しを成功させてクロス。ゴール前でのこぼれ球をジョー・コールが鮮やかにドライブシュートを決めてイングランドが先制する。勢いづくイングランドはさらに決定機を積み重ねた。
完全なるイングランドペースかとも思われたが、後半51分のCKによるマルカス・アルバエクのヘディングシュートで形成が逆転。スウェーデンが押し気味に試合を進める。
67分にイングランドはFKをクイックでリスタート。いいキッカーがいるからか、イングランドのFKの場面でのクイックリスタートは、今大会3試合目にして初めて(のはず)だったので少しだけ驚く。ちなみにスペインは割とクイックが多い。国民性の違いかな。
イングランドの追加点は「God save the queen」の大合唱中。途中交代のジェラードが頭で決めたが、その5分後に再びスウェーデンが同点ゴール。ゴールが決まったという意味ではおもしろい試合だったが、スウェーデンが心の奥底から勝利を狙っていなかったという意味ではそれなりの試合だった。
- by 江藤高志
- at 2006年06月22日 09:56
- in マッチレポート
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