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2006年09月30日

山形駅で

山形VS横浜FCを取材に約1年ぶりに山形に来ました。
山形駅到着後、駅のトイレに入ったところ、こんな便器がありました。
嘔吐用の便器と思われるのですが、ここで皆さんに質問。
これは普通にどこにでもあるものですか? それとも山形や東北ならではのものですか?
「さすが東北、酒を飲む量が違うからこういったものが必要なんだな」なんて、僕は勝手に思ってしまっています。
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  • by 佐藤拓也
  • at 09:01
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フランサ入門

 常日頃からフランサの事を変態呼ばわりしている定食だが、その理由を直感的に理解できる試合の一つが日立台で行われたJ2第42節の柏vs水戸である。
 特に後半のディエゴとのダイレクトによるパス交換は、他の日本人選手に付け入る隙を全く与えないレベルで展開。意味のわからない笑顔が出てくること、間違い無しである。ぜひ一度ご覧になられることをオススメしますが、残念なことにすでに放送は終了。うーむ…。

2006年09月28日

痛烈なキラーパス

昨日のJ2第42節横浜FC×仙台@国立で、流通経済大学在学中の特別指定選手
難波宏明選手がJリーグデビュー戦初ゴールという強運ぶりを発揮しました。
難波選手は、笠岡工業高校を卒業してヴィッセル神戸に入団したものの
出場機会なく退団。栃木SCを経て、流通経済大学に入学。
現在はサッカー部主将を務める少し変わった経歴の持ち主です。

試合後、難波選手の周囲には記者の輪が。その場所がちょうどチームバスから見える
位置だったので、先にバスへ乗っていた先輩たちはニヤニヤしながら
その光景を眺めてたんです。ヴィッセル神戸時代、共にプレーしていた
キングカズも「先いっちゃうぞー」とからかってました。

そんな中、おもむろにバスの窓を開けたのは静かなるベテラン山口素弘。
すると彼、両手を鼻に持ってって結構大きな声で

「難波~、コレか(天狗の意)。そうやっていなくなっちゃったヤツ、何人も知ってるぞー。」

と相当鋭いキラーパスを放ったのです。

難波選手がオロオロし始め、チームバス内とミックスゾーンが爆笑に包まれ、
今の横浜FCの雰囲気のよさを印象付ける一コマになったんですけど、
きっとその場に居合わせたみんなが自分なりに、
“そうやっていなくなっちゃったヤツ”を思い浮かべたんじゃないでしょうか。
ベテランならではのブラックユーモア。山口選手、そのいぶし銀の言動にも注目です。

2006年09月24日

国立への長き道、進行中。

 ユース世代では現在、「高円宮杯第17回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会」が開催中ですが、それと並行して、年末年始を彩る全国高校サッカー選手権の都道府県予選も着々と進行しています。


 A・Bの2校が出場できる東京都以外、各府県わずか1つの出場枠を争うということで、当然、強豪高校同士が激突するケースも。去る9月17日(日)に行なわれた神奈川県予選2次トーナメントでは、早くも「桐蔭学園-桐光学園」という、Jリーガーも多く生み出し、全国でその名を轟かせている両校が雌雄を決することになりました。


 試合は当然のことながら、お互いのライバル心がぶつかり合う激しいゲームとなりました。前半17分に桐光学園が長谷川彩人(3年)のゴールで先制すれば、桐蔭学園も終了間際の後半76分に松山拓哉(3年)が執念の同点弾を奪い、正規の40分ハーフを終了。10分ハーフの延長戦でも決着は付かず、勝敗の行方はPK戦へと委ねられることに。


 PK戦では先攻の桐蔭学園、5人目のキックがバーを叩いたのに対し、桐光学園は5人全員が成功。「スターがいないので、チーム全体で戦った」(佐熊裕和監督)ことで、僅かにスピードスターのMF小澤司(3年)、U-16日本代表候補のレフティー、MF日高慶太(2年)などのタレントを持つ桐蔭学園を上回った桐光学園がPK戦を5-4と制し、8強が臨む3次リーグ(*注)へと駒を進めました。


 その一方、関東プリンスでも7位と健闘し、インターハイにも出場した桐蔭学園がシードによる初戦で敗退してしまうところも選手権予選の怖さ。この日、神奈川県予選では全国大会出場経験もあり、U-16日本代表候補FW井上和馬(2年)を有する逗葉もインターハイ出場高の武相の前に0-1と敗退。昨年度代表校の麻布大附属淵野辺も敗れるという荒れた展開でした。


 また、東京A予選でも昨年度代表校の成立学園が堀越に3-3(PK2-4)で涙を飲むなど、今年度も喜びと悲しみが各地で交差することを予感させたこの日。「国立への道」を巡る戦いは、12月2日開催予定の愛知県予選決勝まで、全国各地で続いていきます。


(*注)神奈川県予選は1次・2次トーナメントを経て、8強を2組に分けた3次リーグで4強を決定。4次トーナメントで出場校を決める形式。 

桐蔭学園-桐光学園・CKで激しく競り合う選手たち.JPG


桐蔭学園-桐光学園・勝負が決まったその瞬間.JPG

2006年09月21日

沢山いる井田監督の秘蔵っ子

高円宮杯第17回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会の予選グループが終了し、いよいよ今日から決勝トーナメントが始まる。
今回のグループリーグはどこも混戦だった。ある1チームを除いて。
そのある1チームは高校サッカーファンの間ではお馴染みである静岡学園だ。グループリーグでは唯一負けなしの3戦全勝を飾った。
静学のスタメンには毎試合何かしらの『サプライズ』がある。
第1戦の滝川第二戦は、これまでBチームでプレーしていた3年生FW伊藤達也をスタメンに抜擢。すると滝二を破る決勝点を叩き込み、指揮官の期待に応えて見せた。
第2戦の大分ユース戦には左WBに1年生の城内龍也を先発起用。彼が的確な状況判断と、攻撃参加で勝利に貢献。この試合も先発した伊藤は、2つのPKを獲得する活躍を見せた。
第3戦の作陽戦では、1年生FW安藤大介を公式戦で初起用初スタメンさせ、2年生のCB川端良介もスタメンに抜擢。安藤、川端がそれぞれ先制点と3点目を挙げる活躍を見せると、後半途中から投入したMF長崎健人、小倉慎太郎の1,2年コンビも抜群のドリブルテクニックを披露し、作陽を翻弄した。
各チームが主力の累積や怪我などでチーム編成に苦しむ中、静学にとってそれはどこ吹く風だ。
作陽戦前、「実は直前まで安藤ともう一人の1年生のどちらを起用するか迷ったんだよね」と井田監督が語ったように、今後もサプライズはありそうだ。

2006年09月19日

フランサ、ハット!

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9月19日に日立台で行われた明海大学との練習試合でフランサが爆発。
前半45分のみの出場だったが、3得点1アシストと前半に記録された4ゴール全てに絡む活躍を見せた。そんな我らがフランサに話を聞いてみた。

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Q:試合中に左足を気にしていたが大丈夫?

フランサ:問題ないよ。ぶつけただけだから。

Q:3ゴールおめでとう。ゴールについては?

フランサ:今のぼくにとってゴールは大事だよ。3ゴールできたのは意味があると思う。

Q:もっとあなたのプレーを見たいんですが。

フランサ:今後もっとチャンスはあると思うよ。ぼくはコーチ(石崎監督)をリスペクト(尊敬・尊重)しているし、準備はできている。

Q:残りの11試合については?

フランサ:だれもがJ1へ行きたいと思っているが、神戸も横浜も強くて難しい相手だ。ミスはできないね。気をつけないといけないと思うし、これからだと思うよ。

Q:日本は慣れた?

フランサ:柏の人たちは親切だしよくしてくれるから感謝してるよ。頑張るよ。

Q:あなたの経歴に対してあまりに注目されていないと思うんですが。

フランサ:そうだね。レバークーゼン時代は空港に着いたら「レバークーゼンのフランサだよね」って人に囲まれたよ。今はそうでもないけどね。

Q:お疲れの所ありがとう。頑張ってね

フランサ:ありがとう。

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ピッチでは変態プレーを連発するフランサだが、実際に話してみると非常に気さくな好人物で
ドイツでのプレー歴を持っていると言うことで英語を話せる珍しいブラジル人でもあった。
笑顔もかっこいいし、顔も小さいし、もっと試合に出る時間が増えてくれば騒がれてもいい選手だとは思うのだが。

ちなみに話は変わるが、柏の練習環境は最高である。

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スタジアムに隣接してクラブハウスが建てられており、練習場もその裏に作られている。見学のサポーターは、桜並木に沿って思い思いに腰を下ろして試合を見ていた。
ドイツの各スタジアムも同じようにメインスタジアムに隣接して練習場や、クラブハウスなどの施設が集約されていたが、そうしたドイツのサッカークラブの思想に近いものを柏には感じている。

この広大な敷地が日立のものだとのことなのだが、スタジアムの増改築。もしくは新設。
そして新クラブハウスの建設。
さらには隣接する野球場を、練習グラウンドにすることができたら日本でも屈指のクラブ施設となるのだが。

まずはスタジアムの増改築に期待したいところである。

2006年09月17日

川崎練習グラウンド拡張中

 現在、川崎の専用練習場は、フルコートの芝1面と、ハーフコート程度の広さのサブコート1面しかない。99年に完成したというグランドは長年の使用がたたったのか、ひどく枯れている所もあり、状態は良くない。そういう状況で上位争いを続けているというのも大したものだが、ついにこの練習場を拡張する工事が始まった。

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 現在絶賛工事中で、将来的に芝が2面になるという。完成は来年の6月くらいまで待たないといけないとのことで楽しみな所である。

 そういうこともあって、現在川崎は週2回程度の練習を等々力第一サッカー場で行っている。

 先日の紅白戦は、多くの見学者も集まって麻生での練習とは違った雰囲気で行われていたが、多くのサポーターが見つめる中、誕生日を迎えたジュニーニョがタマゴでお祝いされていた。

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 第一波を終えてマルコンにタマゴを投げつけ返したジュニーニョが、さらにマルコンに襲撃された所である。ブラジルではタマゴと小麦粉を同時に使うことが多いとのことだが、最近の川崎はタマゴだけという事が多くなっている。

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ちなみにタマゴで襲撃された場合、髪を3度洗い直さないとだめらしい。

柏vs草津とかレフリングとか


 草津をホームに迎えた第40節の試合は、草津が前に出てきたことで、逆説的ではあるが、柏のペースとなる。というのも前節の横浜FC戦で、守備的に戦う相手に大苦戦しており、柏は引いて守る相手との対戦の難しさを改めて実感していたからである。

 そういう意味でこの草津戦は、サッカーをサッカーとして楽しめる内容になっていた。ただ、欲を言えば柏には得点機会が何度か訪れておりもう何点か決めていておかしくない試合展開だった。

 2連敗中の柏にとってどうしても負けられない試合だったが、圧巻だったのが後半の柏の超攻撃的プレス。平山がスイッチになり猛烈なプレスがスタートするのだが、サッカーにここまで攻撃的な守備があるのかと改めて驚かされるものだった。

 石崎監督曰く「走れたからね」との事で、山根は「今季一番良かったかも」と胸を張っていた。泰然自若としていた石崎監督もここ最近、勝敗で試合後のメディア対応が変わってきており、昇格争いのプレッシャーの重さを感じさせている。

 ちなみに先日J2・200試合出場を達成した山根は試合前に息子さん3人から花束を受け取っていたが、三男がコロコロこけてちょっとおもしろかった。試合後もお父さんの周りをまとわりつき、コロコロこけていた。かなりおもしろい親子である。

 これは余談ではないのだが前半11分のプレーについて。柏陣内での競り合いで草津の選手が頭を打撲して(プレーの流れの中で、故意ではない形でヒザが頭に入る)倒れ込んだところ、即座に扇谷主審は試合を止めた。先日のナビスコカップ準決勝で頭を打って選手が倒れ込む間に得点が決まったという事があったが、その出来事をふまえたのだろう。適切なレフリングだったんじゃないかと思う。これからもいいレフリングを期待してます。

 ちなみにレフリングといえば、大分vsG大阪戦で、先制を許した直後に大分の内村がゴールネットを揺らした場面があった。ところが浮き球を肩でボールコントロールした場面を後ろから追走していた主審がハンドと判定。テレビの解説では副審の判断は考慮されていない判定だったとの事だが、試合を左右する非常に微妙な判定だった。

 そんな判定に抗議する意図があるのか、9月17日12時過ぎ現在の大分FCのトップページはその瞬間の画像を採用している。

 キャプチャ画像はこちら

2006年09月15日

“マリーシア”解釈決定版

“マリーシア”
これって日本人にはなんとも理解するのが難しい単語だと思うんです。
しかし、日本暮らしが30年を越える日本人より日本人らしいブラジル人、
アデマール・ペレイラ・マリーニョさんがあまりに分かり易い決定的解釈を教えてくれました。
氏曰く「マリーシアってのは簡単に言えば女の子を口説くときに使うテクニックと一緒ですヨ。
そういう時には色々な作戦を考えるでしょ。サッカーも一緒。」

女の子とゴールが同義ということでしょうか。
深いです。

2006年09月08日

9月のJ2日程と昇格争いへの影響

8月の早い時期に、横浜FCの高木監督に夏場の戦い方について伺ったことがある。ベテランの多いチーム構成に、夏場の暑さが影響するのではないかという観点からの質問だったが、答えは「夏場は我慢比べ」だった。いかに失点を抑えて負けないように工夫するかということで、実際、第3クールは横浜FCは36節まで負けていなかった。

しかし、高木監督がそれ以上に強調していたのは、「9月の7試合をどう乗り切るか」ということだった。9月には、第37節から第43節まで7試合が組まれている。これは、今年のJ2の月別試合数では最も多い。また、43節が終わると、天皇杯3回戦はあるものの、J2は2週間のインターバルがあり、ある程度疲労がリセットされて残りの9ないし10試合に突入する。つまり、この7試合こそが、今年のJ2の大勢を決すると言っても過言ではない。

この時期は、主力選手の累積警告による出場停止が2巡目に入る選手が出てくる。この場合、2試合停止となるから、チームとしては非常に厳しい状況になる。さらに、暑さと疲労が残る中、1ヶ月に7試合をこなさなければならないわけで、まさに消耗戦となる。

昇格争いをしている柏、神戸、横浜FC、仙台の9月の日程を見てみると、柏と横浜FCは、試合なしの節がない。神戸は41節休みで、1週間半のインターバルをおくことができる。また、仙台は37節にすでに休みを消化しており、38節から6試合を休みなしでこなす。9月の今後の6試合で、用意されている上位4チーム内の直接対決は、仙台-柏(38節)、横浜FC-柏(39節)、横浜FC-仙台(42節)だけ。残りは、中位以下との試合だ。J2をよく知る人であればおなじみだが、この時期の中位・下位チームの中には、長いシーズンの試行錯誤の末に仕上がってきて、上位を食うチームがいくつか現れる。ここで下位に勝ちきれるか、10月以降のクライマックスに向けて、細心の注意を払うべき消耗戦が続く。

(参考)
9月の上位チームのスケジュール
(*は水曜日の開催)

    37  38  39*  40  41  42*  43
柏   湘南 仙台 横浜 草津 徳島 水戸 鳥栖
神戸  横浜 札幌 湘南 徳島 -   鳥栖 東京
横浜  神戸 東京 柏  水戸 草津 仙台 山形
仙台  -   柏  徳島 札幌 鳥栖 横浜 草津

2006年09月05日

近未来のセレソン軍団、仙台で躍動。

8月31日から9月3日までユアテックスタジアム仙台で開催された「第4回・仙台カップ国際ユース大会」。
以前、フットボール定食でも紹介した左SB園田清次(ルーテル学院高校)など、Jスカウト注目の選手が集まったU-18日本代表。仙台などで監督を務めたの清水秀彦さんが指揮を執ったU-18東北代表。そしてリーグアンのトップチームにも登録されているDFギャリー・ボカリー(オリンピック・マルセイユ)、ボランチ・マロリーマルダン(モナコ)、FWケヴィン・モネ・パケ(ランス)など、豪華メンバーが来日したU-18フランス代表と、多士済々のチームがそろった大会となりましたが、一段と光を放っていたのは昨年のU-17世界選手権準優勝メンバーが実に8名エントリーし、3連勝で優勝を果たしたU-18ブラジル代表でした。

その中でもコパ・リベルタドーレスで優勝し、既に日本行きを決めているインテルナシオナルからは既にトップチームに登録されている左MFラモンや、今年からスタートしたU-20ブラジル全国選手権で得点王に輝いたFWアレシャンドレなど4名が出場。FWラファエル・ソビス(ベティス)など、軒並み欧州への移籍が相次いでいるチームにあって、年末のトヨタ・クラブワールドチャンピオンシップでは主力としての活躍が期待できます。

また、大会中にはボランチのデニウソンがプレミアリーグ・アーセナル移籍を果たすなど、これからの飛躍が約束されているといってよいU-18ブラジル代表の選手たち。彼らの名前を覚えておけば、私たちも色々と楽しめる場面が増えそうです。


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(写真)8月31日・U-18日本代表戦でのU-18ブラジル代表集合写真
<前列>右から 右MF:ウィリアン(コリンチャンス)、FW:アレシャンドレ(インテルナシオナル)、ボランチ(フォアリベロ):ロベルト(アドレチコ・パラナエンセ)、ボランチ:デニウソン(サンパウロ→アーセナル<イングランド>)、右SBレイリエルトン(ゴイアス)
<後列>右から GK:ルイス・カルロス(インテルナシオナル)、左MF:ラモン(インテルナシオナル)、左SBヴィニシウス(パルメイラス)、FW:イゴール(コリンチャンス)、CBエルナンド(ゴイアス)、CBシジネイ(インテルナシオナル) 


松本山雅、長野エルザ下し、天皇杯出場決定!

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 3日に行われた天皇杯長野県サッカー選手権大会決勝で、松本山雅FCが長野エルザSCを5対1で下し、天皇杯本戦出場を決めた。

 北信越1部リーグでは長野エルザとの「信州ダービー」で2回勝利している松本山雅だが、10日に行われるリーグ最終戦を前にリーグ1位の長野エルザに対し、優勝はほぼ絶望的な状況。それだけに試合前は「勝たないと今までの意味がない。存在感を示せない」(吉村憲文強化担当)という強い気持ちで松本山雅は試合に臨んだ。

 しかし、その強い気持ちが裏目に出たのか、「序盤は動きが硬かった」と辛島啓珠監督が振り返るように、かつてイラン代表やオマーン代表を率いたブラジル人バドゥ監督率いる長野エルザの組織的なサッカーの前に四苦八苦。簡単にサイドを崩され、開始10分で先制点を奪われる苦しい試合となった。
 だが、「1点を取られて吹っ切れた」(辛島監督)松本山雅がそこから反撃を開始。前線の白尾秀人(元甲府)、奈良安剛(元札幌)の元Jリーガーコンビを中心に攻め立て、30分過ぎから運動量の落ちた長野エルザに対し、チャンスを量産。38分に白尾の個人技で同点に追いついて、前半を折り返すと、後半に入ってからは松本山雅のゴールラッシュ。47分、73分、75分、89分と立て続けにゴールを決め、長野エルザを圧倒。文句なしの信州王者に輝いた。
 天皇杯初戦の相手は京都王者の同志社大学。そこを乗り越え、3回戦のJ2札幌戦までたどり着けるか。Jチームとの対戦、そして撃破という目標を抱いて、本戦に臨む。

 そして、この日、アルウィンに駆けつけた観客はなんと3145人! 僕がはじめて松本山雅の試合を見たのはちょうど1年前くらい。その時の観客は1000人前後と記憶している。1年の間でなんと3倍もの観客に膨れ上がることとなっているのだ。この日もゴールが決まるたびにゴール裏の歓喜はもちろん、メインスタンドからも地鳴りのような歓声が響いた。松本の地に間違いなく、熱狂は広がりつつあるのを感じないわけにはいかなかった。
 まだ、Jへの道のりは長いものの、日本サッカーシーンの中で松本山雅が無視できない存在になる日もそう遠くない--そう思わせる試合であった。


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