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2006年09月05日

松本山雅、長野エルザ下し、天皇杯出場決定!

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 3日に行われた天皇杯長野県サッカー選手権大会決勝で、松本山雅FCが長野エルザSCを5対1で下し、天皇杯本戦出場を決めた。

 北信越1部リーグでは長野エルザとの「信州ダービー」で2回勝利している松本山雅だが、10日に行われるリーグ最終戦を前にリーグ1位の長野エルザに対し、優勝はほぼ絶望的な状況。それだけに試合前は「勝たないと今までの意味がない。存在感を示せない」(吉村憲文強化担当)という強い気持ちで松本山雅は試合に臨んだ。

 しかし、その強い気持ちが裏目に出たのか、「序盤は動きが硬かった」と辛島啓珠監督が振り返るように、かつてイラン代表やオマーン代表を率いたブラジル人バドゥ監督率いる長野エルザの組織的なサッカーの前に四苦八苦。簡単にサイドを崩され、開始10分で先制点を奪われる苦しい試合となった。
 だが、「1点を取られて吹っ切れた」(辛島監督)松本山雅がそこから反撃を開始。前線の白尾秀人(元甲府)、奈良安剛(元札幌)の元Jリーガーコンビを中心に攻め立て、30分過ぎから運動量の落ちた長野エルザに対し、チャンスを量産。38分に白尾の個人技で同点に追いついて、前半を折り返すと、後半に入ってからは松本山雅のゴールラッシュ。47分、73分、75分、89分と立て続けにゴールを決め、長野エルザを圧倒。文句なしの信州王者に輝いた。
 天皇杯初戦の相手は京都王者の同志社大学。そこを乗り越え、3回戦のJ2札幌戦までたどり着けるか。Jチームとの対戦、そして撃破という目標を抱いて、本戦に臨む。

 そして、この日、アルウィンに駆けつけた観客はなんと3145人! 僕がはじめて松本山雅の試合を見たのはちょうど1年前くらい。その時の観客は1000人前後と記憶している。1年の間でなんと3倍もの観客に膨れ上がることとなっているのだ。この日もゴールが決まるたびにゴール裏の歓喜はもちろん、メインスタンドからも地鳴りのような歓声が響いた。松本の地に間違いなく、熱狂は広がりつつあるのを感じないわけにはいかなかった。
 まだ、Jへの道のりは長いものの、日本サッカーシーンの中で松本山雅が無視できない存在になる日もそう遠くない--そう思わせる試合であった。

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