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2006年11月13日

滝川第二、兵庫県代表に

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 前日の11日に神戸が柏と激しい直接対決を繰り広げていた神戸ウィングスタジアムでは、高校選手権兵庫県代表を決定する県大会決勝が行われていた。
 ご存知の通り滝川第二は高円宮杯で初優勝しており、また黒田監督の滝川第二での最後の大会ということもあって注目を集める試合となる。

 さすがに決勝まで勝ち上がった両チームである。立ち上がりの時間帯はもみ合う内容で試合がスタート。共に4バックの布陣を敷くチーム同士の対戦は共に攻守にバランスの良い戦いを見せ、決定的な破綻は見られない。となると、個人技が生きてくる。

 ミドルシュートを連発する積極的な攻撃によって徐々にペースをつかんだ滝川第二だが、そうした試合展開の中、2トップの森本と前田の両者が高い個人技を見せる。31分には前田がラインの裏に抜け出してシュート。森本も立ち上がりから足元の巧さを見せつけていた。

 一方の関西学院は、28分にFW黒田がGKと1対1になるなど、先制点を奪う可能性は十分にある前半だった。

 試合が動いたのは前半30分。森本のヘディングを大塚が合わせてゴール。わずかに残っていた関西学院の可能性はこの時点で潰えたと言っても過言ではなかった。滝川第二の安定感は、抜群のものがあった。

 1-0でスタートした後半は、10分の滝川第二のGK清水のクイックパントリスタートでスタジアムがどよめく。西川にも似た奪ってからキックまでの素早い連続動作は重要な武器となりうる。

 23分に滝川第二は、大塚が負傷により退場。建部がピッチに立った事で、コンビを組むボランチの金崎はより慎重に試合を進めることとなった。

 後半30分に、山本、鳥濱とつなぎ、ダイレクトでクロス。ゴール正面のフリーの森本が難なくヘディングを押し込んで試合は決着した。

「やっぱり校歌を聴いていたら、ジーンと来ました。この学校に育てられましたからね」としみじみと語る黒田監督の言葉は重たかった。滝川第二は6年連続の選手権出場となるが、黒田監督体制下では最後の大会となる。

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「黒田監督とは少しでも長く試合をやりたいです」と語る金崎の言葉はチーム全体の思いでもある。滝川第二にとって、第85回大会はどんな大会になるのだろうか。

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