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2007年01月16日

マムシの祥平、いざ世界へ

今月末に行われるカタール国際大会へ挑むU-22日本選抜の国内合宿が1月15日、16日に淡路島にて行われた。
その中に相手にどこまでも食らいつく粘り強い守備から「マムシの祥平」と呼ばれるようになった小椋祥平(水戸)の姿もあった。

今大会は「代表」ではなく、「選抜」チーム。だが、「これまでなかなか選考の枠に入っていながらも選べなかった選手や選んでも出場機会の少なかった選手を中心に選んだ。でも、彼らはしっかりと選考のグループに入っていた選手たち」と横内昭展監督は話すように、位置づけは「代表」と変わらない。
ユニフォームもジャージも「代表」と同じものを着用。日の丸の重みも変わらない。
そして、カタールには五輪代表の反町監督も視察に訪れるということもあり、この大会は五輪代表に入るための十分なアピールの場でもあるのだ。

「切り替えの速さを要求されるので、頭がかなり疲れます。周りを動かすのが持ち味なのですが、そこまで頭が回りませんね」と話す小椋は練習の中でプレーのスピードの速さに戸惑い、ミスを犯す場面もたびたび見られたが、「慣れれば大丈夫だと思います。このチームに選ばれたという誇りを持ってプレーをしたい」と自信ものぞかせた。

「ここで受けた刺激を今後に生かしたい」と話す小椋。人生初の海外試合、人生初の日の丸を背負い、何を得ることができるか。そして、念願の「代表」に入ることができるか。
1月16日、PM11時45分、いよいよ決戦の地カタールへと飛び立っていった。


ちなみに小椋の背番号は「12」。

社員選手の星、片岡功二

1月15日に始動した徳島。
その中で親会社である大塚製薬と今季も社員契約を交わした選手がいる。片岡功二だ。
昨季まで同じ社員契約だった林威宏、大場啓が戦力外となり、今季はただ一人に。
それだけに「2人からはすごい頑張れと言われる。だから、2人の分まで頑張りたい」と力を込めた。
今年で30歳を迎えるといえど、この日行われたクーパー走では常に先頭に立つ走りを見せ、練習後も1人ボールを蹴るなど、永遠のサッカー小僧ぶりを見せ付けた。
「昨季はけがで苦しんだので、今季はその悔しさをぶつけてやろうと思ってますよ」。
左サイドの仕掛け人であり、社員選手の星でもある片岡功二から目を離すな!

2007年01月14日

5年目の前田体制で水戸始動! 注目は小椋、そして3人の鈴木

1月13日、晴れ渡る空の下、水戸が始動した。

(写真)相変わらず元気な前田秀樹監督52歳。以前けがした指は骨折していたらしいが、自然治癒で治したという。


5年目となる前田体制だけに今季は結果にこだわりたいところ。
今季は昨季の中心メンバーの多くが残留。さらに鈴木孝(元鳥栖)、村松(元仙台)、金澤(元横浜FC)ら弱点を補う補強を敢行。加えてゲームメーカータイプの森(明治大)やかつて初芝橋本高の一員として選手権で活躍した186cmのDF初田(神戸国際大)など将来有望な選手を獲得するなど、期待は高まる。
そして、「もう1人外国人を探している」と前田監督が話すように、ブラジル人のFWの獲得が濃厚。
チーム力は昨年より間違いなくアップすることだろう。


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2007年01月10日

超高速兄弟2トップ誕生へ

全日本大学選手権準決勝での早稲田大学集合写真(前列右から2番目が松橋優).JPG

全日本大学選手権準決勝での早稲田大学集合写真(前列右から2番目が松橋優)


 1月10日、西が丘で行われた全日本大学サッカー選手権。2-0で流通経済大学に勝利し、10年ぶりとなる決勝進出を早稲田大学が決めましたが、試合後の会見に臨んだ大榎克己監督からは、更なるサプライズがもたらされました。


 プロに進む4年生について問われ、既に発表済であるCB山口貴弘のJ2湘南入団、GK時久省吾のJ1甲府入団について述べた後、大榎監督が口にしたのは、国見高校時代から2歳上となる兄・章太(J1大分)以上の快速を誇り、現在は早稲田不動のエースとして君臨するFW松橋優の進路について。


 監督から明かされたチーム名はJ1の大分でした。すなわち、国見以来6年ぶりに、兄弟そろってのチームに所属することを意味する訳です。


 高校時代は章太が3年生の時に優が1年生という立場だったため、公式戦ではなかなか日の目を見なかった兄弟2トップ。大分からの正式発表はまだですが、プロの舞台で超高速ドリブルの競演が見られる日が今から楽しみです。

森田真吾、引退

森田真吾(甲府)が引退するという。

多くの人は彼のことを知らないだろうが、一瞬だけ彼は輝いた時期があった。
01年に順天堂大から横浜FCに入団すると、1年目から爆発的なスピードと驚異的な左足のキックでレギュラーポジションを確保。左サイドで自由自在に暴れまわる彼のプレーは観る者を魅了。少なくとも僕は彼のプレーにトリコとなった。当時2-4-4システムを採用し、超攻撃的サッカーを志した信藤健仁元監督も「森田がいたからこそ、攻撃サッカーをやろうと思った」と言うほどであった。

だが、彼は精神的に弱く、練習態度や私生活に問題があり、その能力を伸ばすことができなかった。
02年途中に横浜FCを放出された後はTDK秋田、FKラード(旧ユーゴ)、そして、水戸を渡り歩いたが、どこにも定着することができず。
昨年は「01年のプレーを取り戻させる」と豪語する甲府・大木武監督の下で再出発をすることとなったが、期待に応えられずに戦力外通告を受けることとなってしまった。

1回目のトライアウトを受け、その翌日には愛媛FCのテストを受けに行ったものの、不合格。
もはや気力を失った彼は引退を決意することとなったのだ。

とにかくやんちゃだった森田。夜の方の伝説は数限りない。ここで書くこともできないことばかりだ。
だが、その危うさも彼の魅力であった。ある意味、日本のジョージ・ベストであった。
そんな彼がスパイクを脱ぐという。
第二の人生が彼を待っている。間違っても指導者の道には進まないだろう。
故郷の高知あたりで漁師をやるかもしれない。それはそれでいいだろう。
とにかくお疲れさま。いろんな意味で楽しませてもらったぜ。

高校選手権総括をPodcast配信

高校選手権決勝直後に行われた、総括の座談会のPodcast配信を開始しました。
第1回配信は、選手権への定食メンバーの感想を中心に、盛岡商優勝の要因、選手権における戦術と個の力の振り返りを熱く語っています。

フットボール定食(ポッドキャスト版)

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2007年01月07日

コミュニティFMの挑戦(3) -敷居の低いコミュニティFMによるJリーグ中継-

 コミュニティFMにおけるJリーグ中継は、すでに何度も行われている。その実態を見てみると、コミュニティFMに価値と伸びしろがあることがわかる。

 サッカーの放送権料というと、どの程度の金額を想像するだろうか。テレビの独占放映権については、年間で50億円程度と推定されている。一方ラジオは1試合単位であるが、県域FMで10万円単位、コミュニティFMではJ1の試合で1万円程度、J2であれば数千円程度と言われている。これは、前回に触れたように、Jリーグ、クラブともラジオを普及のためのメディアであると考えている現れである。2007年シーズンも同様の金額の見込みだ。Jリーグ中継を行うための費用は、放送権料以外にも一般的に掛かる放送制作のための費用がある。その内訳は、アナウンサー、解説者の報酬、放送機材の調達、制作体制の確立などであるが、合計でも1試合数十万円あれば放送が可能。前述の放送権料とあわせても、その程度の額で放送が実現できる。J1のホームゲームは年間17試合だから、年間数百万円あればシーズンを通じた放送が実現できるのである。この金額は、実はJリーグクラブが捻出してもよいぐらいの金額でもある。

 コミュニティFMでも、この点に着目し、この金額に見合ったスポンサーを見つけることによって、中継を実現させはじめている。FM湘南は、toto GOALの宣伝をしたいtotoがスポンサーになることで中継を実現したことがある。放送の時間設定を自由にできるコミュニティFMの特性を生かし、試合前のスタジアムの様子や、試合後の監督記者会見までを完全中継するなど、独自の工夫もしている。この実績をベースとして、地域で行われている他のスポーツの中継も企画している。コミュニティFM側も、スポーツ中継を本気で考えるようになってきているのである。

 TV中継に注目が行きがちなサッカー中継であるが、コミュニティFMを活用することで安価に露出を増やすことができるし、これまで注目されていなかったことが不思議である。TVやAM放送はすでに放送枠が一杯で、野球だけでなく、他のコンテンツとの競合状態だが、コミュニティFMはそうではない。コミュニティFMを活用した中継に対しJリーグや各クラブが少しだけ腰を入れるだけでよい。2007年は、その絶好のチャンスではないだろうか。


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