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2007年12月15日

スコアレスドローの決着

 1点の義務を果たすべく、広島がイニシアチブを握った前半。きわどいプレーは連続したが、広島はゴールを決めることができなかった。広島の攻め疲れを懸念していた後半。案の定と言うべきか、京都がペースを掴む。寝たふりだったのか、寝ていたのか。京都のハーフタイムのロッカールームに何があったのか。試合後、それは明らかにされる。

「あまりにも前半攻められてたので『こっちも攻めよう、点を取りに行こう』という指示だった」と述べたのは角田誠。角田のポジションを前に一つあげ、中盤でつぶすという役割を与えた加藤監督。この采配によって3バックから4バックへとフォーメーションを変更した京都が、後半の立ち上がりを支配した。

 チームを再生させる加藤監督の采配の妙。そしてその京都の圧倒的な攻撃を紙一重の差で止め続けた広島の守備陣の踏ん張り。それらの要素が絡み合い、入れ替え戦史上に残る45分間が現出した。

 スコアレスドローにも存在するおもしろさを、伝えてくれた一戦だった。

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