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2007年12月29日
来季に向けて
「100大ニュース+」のあとにナンですが。
湘南ベルマーレのクラブカンファレンスが12月14日夜、平塚にて行なわれた。眞壁潔代表取締役の指針のもと2004年に始まったこの取り組みは、今回が通算11回目、今季3度目の開催となる。
集まった100名を超えるサポーターをまえに、事前に寄せられた質問に対して眞壁氏自ら答えていく形式を採る。「チーム強化」「クラブ経営」「観客動員」「クラブハウス問題」など、テーマごとにまとめられた質問は具体的かつ鋭いものばかりだ。デリケートな時期ゆえ、移籍の動向や契約に関しては当然歯切れが悪くなるものだが、それでも現状や背景を含めてかなり突っ込んだ内容が語られた。
締めくくりに眞壁氏が語った言葉が印象深い。
「靄のかかる坂道を上り、霧が晴れたと思ったらさらに高い壁が目の前に現れた。これを上るのか否か。経営のトップとしてはなんとしても上りたい。でも私ひとりで坂道を上ることはできません。今季、厳しい時期を乗り越えられたのは、ひとえに皆さんの応援のおかげ。来年もよろしくお願いします」
予定の1時間を超えてカンファレンスが終了すると、それまで並べられていた会議用の机と椅子は取り払われ、「K’s クラブ」が催された。菅野将晃監督をはじめ、コーチやトレーナー陣が立食形式の各テーブルを回り、杯を傾けながらサポーターと対話を交わした。カンファレンスで訊くことができなかった質問は、この場で直接ぶつけられた。
「K’s クラブ」は昨季終了後、監督自身の提案によって始まったものだ。つまり、11位という不甲斐ない成績を残したシーズンに自ら対話の場を求めたことになる。酒の肴は美味いほうがいい。しかしあえて不味い肴を手に席を設けるところに、指揮官の人物像が透けて見える。小笠原唯志コーチが制作したゴールシーン集も披露されつつ盛り上がったオープンな時間は、予定を大幅に過ぎて閉会した。
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