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2008年01月16日
高校選手権座談会 1/11
■高校生のレベルは下がっているのか?
江藤高志 今大会は準々決勝進出チームからJへと進んだのは大前元紀一人だけ。全体で見てもほとんどいなかった。その一方で大学サッカー出身のJの選手が増えてきている。湯浅健二さんと「なんでだろう?」という話をしていたんですが、高校生のサッカーのレベルは下がっているんでしょうか?
寺下友徳 高校生のレベルが下がっているというよりも、J側が求めているのが即戦力だということでしょうね。
下田恒幸 大学が持つ意味が増えていると。
寺下 そういうことです。まあ、逆に言えば、J側が育成を放棄している、という見方もあると思っています。
江藤 実際、それは3年くらいで出さなければならないという事実があると思いますが、出場機会が与えられないのもありますよね。
寺下 それはそうですね。だから一つの例で言えば、愛媛FCみたいに出られない選手を引き受けて、育てて返す、という感じですよね。
江藤 その言い方をすると、水戸に移籍する赤星貴文なんてそうですよね。騒がれて浦和に入ったけど、出番がなかったという意味では同じパターンですね。
ユースからの内部昇格はある程度の数があるので、ユースに人材が偏っているという側面があるんですかね?
寺下 ユースでもだんだん昇格者が少なくなりつつあって、彼らは大学へ進んでいる。高校生年代からJに進む率は減っていますよ。選手側から見れば4年間の猶予期間が与えられ、もしプロにいけなくても指導者としての資格を手にできると。教員免許も取れるし、Jではないにしても下部リーグにもいける。
江藤 逆に言うと、大学サッカーのレベルは上がってきていて、Jで即戦力になるくらいの経験を積める場になってきているということも言えるのかな。
寺下 それはありますね。施設が良くなってますし、早稲田大学の大榎克己監督がインカレの優勝会見でおっしゃっていたんですが、多くの大学に人工芝が入っていると。もう一つあるのは、坪井慶介とか堀之内聖とか平川忠亮とかの選手が大学で技術レベルを上げてきているというのもあるでしょうね。
江藤 Jリーグ全体の待遇があまり良くないため、新卒でプロに行くことのリスクの高さを心配している、という事もあるんですかね。
寺下 それもあるでしょうね。
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○関連リンク
高校選手権座談会・前書き(というか、目次)
http://www.football-teishoku.jp/2008/01/post_177.html
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