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2008年02月16日
練習試合だからこそ
※問題のシーン以外でも審判に抗議し続けた熊本・上村健一(なぜかパンツに手を入れている)
16日、横浜FCとロアッソ熊本の練習試合が行われた。
練習試合とはいえ、2000人を超える観客がスタジアムに駆けつけたため、否が応にも緊張感に包まれることとなった。
事故は25分すぎに起きた。
熊本のルーズなパスに対し、横浜FC・アンデルソンが猛チェック。
なんとかボールをキープしようと上村健一はボールに足を伸ばし、アンデルソンと1つのボールを反対側から蹴りあう形となった。
勝ったのはアンデルソンだった。
力強いキックでボールを奪取し、そのままペナルティエリアへ。
一気に横浜FCが決定機を迎えようとした。
しかし、そこで熊本側から「練習試合なんだから、出せよ!」という抗議の声があがった。
その接触プレーで上村が足を痛め、倒れこんでいたのである。
アンデルソンはプレーをし続けようとしたが、抗議が激しかったため、ボールをピッチの外へと出すこととなった。
だが、その直後、上村は何にもなかったように立ち上がり、プレーを続行。
アンデルソンと握手を交わして、プレーは再開することとなってしまったのだ。
横浜FC側から見ると納得のいかないこの一連の流れ。
しかし、本当に損失をしたのは熊本の方ではないだろうか。
自らのミスで招いたピンチ。完全なる数的不利でゴール前に運ばれ、絶体絶命の状況へと追い込まれてしまった。
そうした苦しい場面をどう乗り切るのかこそ、練習試合の意義ではないだろうか。
今季J2に昇格した熊本にとって、リーグの中でこういう場面に遭遇することは少なくないだろう。
そのためにも今のうちに肌で経験しておくことが重要と言えよう。
たとえ失点を喫したとしても、どうしてその状況を招いたのかを分析することで次につながるはず。
だが、そうした経験の場を彼らは自ら断ってしまったのである。
「練習試合なんだから」ではなく、「練習試合だからこそ」続けるべきであった。
あまりにも姑息な形でうやむやにしてしまったことに無念さを感じる。
シーズン中にこのツケは回ってくることだろう。
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Comments
視点によって結論も変わると言う好例ですね。
だからこそ面白いのかもしれませんが。
今後は上村選手にも注目してみたいと思います。
- てきとう
- 2008年03月09日 21:52
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秀逸な指摘だなあーと感心しました。
試合を止めるかどうかは審判にゆだねる、というのが
最近の趨勢ですしね。
球を出すのは
本来は美しい慣習だったはずなのですが、
最近は悪用が目に余りますからね…。
残念です。