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2008年02月07日

W杯予選・タイ戦レビューその3

勝利したタイ戦についてサッカーダイジェストの飯尾記者に語ってもらいました。
彼自身はこの試合の結果について、かなりポジティブにとらえているようでした。

○飯尾篤志(サッカーダイジェスト)

 個人的にはポジティブにとらえています。
 難しいですよね、初戦は。独特だし、岡田監督体制ではまだ3試合め。コンディションの問題もある。
 前半は向こうもタイトさを維持していたので、ガマンの展開で、そうなるのは仕方なかった。
 点を取られたのは余分だとは思うが、あれがワールドカップ予選なんだろうと思う。
 後半は動きにダイナミックさが出てきた。相手に疲れが出てくる中、日本は疲れもなくチャレンジしていった。そうなると当然局面で2対1の数的優位ができるし、1対1でも優位に進められるようになる。
 隠した相手の難しい試合の中で、理想的な展開だったんじゃないかと思う。
 本音を言えば前半からもっと決定機を作り出したかったが、予選の初戦という事を考えれば及第点を与えられると思う。
 ただ、だからといって岡田監督でいいのかというとそれはわからない。岡田さん独自のカラーが出せているとは言えないし、オシム監督でも同じ程度のレベルのサッカーはできていたのではないかと思う。
 ただ、いずれにしてもワールドカップ予選のスタートとしてはいい試合だったと思います。

・Man of the Match.

 中澤佑二、大久保嘉人、遠藤保仁で悩んでいます。
 中澤の安定感は良かったんですが、気になるのが失点の場面。バックパスに合わせて安倍と共にマーカーを離してしまった。
 遠藤は、こうした試合で大きな意味を持つ先制点を手にしたという意味で評価できる。ここ2試合とは全く違い、随分中盤での連携が取れていてよかった。
 80%まで上げて参加しろといわれていたという鹿児島合宿ではコンディションは80%に達していなかったのだが、これまでの経験を踏まえて、ここにあわせてきたのかもしれない。それくらいよかった。1得点1アシストは立派だった。
 大久保は自分から仕掛けられる選手として貴重な存在。彼がボールを持つと何かが起きそうな予感があるし、実際に生まれていた。

 これらの事を踏まえて、MoMは、遠藤かなと。最後までリズムを握り続けた原動力だった。ああいう舞台になると遠藤の経験は生きてくると思う。

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