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2008年03月19日
「愛媛FC健全経営委員会」。
愛媛県庁議事堂総務企画委員会室。本来ならば、おおよそサッカーとは関係ないと思われる場所です。しかし、3月18日午後には愛媛FCの亀井文雄社長を始めとするトップ3名がこの部屋に神妙な顔で現れました。その理由は
今回で第4回を数える「愛媛FC健全経営委員会」に出席するため。愛媛FCは愛媛県及び愛媛県内20の全市町が株主となっているため、このような委員会によって有識者を交え、様々な報告、議論が交わされているという訳です。
さて、この日議題に上がったのは第1には2007年の収支結果報告。チーム側から数値が以下の通り発表されました。(千円未満は四捨五入のため、合計が一致しない場合あり)
営業収入:465,844千円(2006年:434,573千円)
営業支出:465,490千円(2006年:431,664千円)
営業利益:353千円(2006年:2,909千円)
経常利益:703千円(2006年:2,938千円)
営業収入増加は松山三越屋上でのサッカースクール生増加、リーグ商品売り上げ増加、天皇杯ベスト8進出による日本協会からの補助金・準備金増加など。一方、営業支出増加は*天皇杯ベスト8進出による遠征費及び勝利給増加、サンパーク人工芝化による減価償却費増加による一般管理費増加が(予測金額より11,897千円増)などが要因となっており、結果、黒字額が圧縮される格好になりました。
次にチームから報告されたのは2008年の収支見込み。その数値は以下の通りです。
営業収入:478,000千円
営業支出:477,000千円
営業利益:1,000千円
看板スポンサーは昨年から3月17日現在で10社増加。現在募集中のファンクラブ会員も昨年同時期に比べて20%近く増加し、さらに4月からは新居浜・宇和島に新たにサッカースクールを開設するということで、営業収入の数値はやや強気な設定となっています。ただし、これも入場料収入は平均観客数を目標としている5,000人と見越してのこと。昨年は平均観客数3,317人に終わった観客数の増加なくしては、苦しい経営を強いられること確実です。
ということで、愛媛FCからの報告後に行なわれた質疑応答のほとんども「いかに観客を増やすかについて」。委員の1人である株式会社エス・ピー・シー常務取締役の横山ぬいさんからは「公民館からのタイアップ企画はどうか?」といった意見が出されるなど、「他と違って台本がないから怖い委員会です」と境賢治委員長(愛媛大学教育学部教授)が冗談を言うほどに、5名の委員からは様々な観客動員案が出されていました。
私もこのような委員会をはじめて取材しましたが、各委員から「予算のことはあるが、協力してほしいことは何でも言ってください」と暖かい言葉が次々と亀井社長に出ていたのは、委員会開催前は冷たいお役所的対応を予想していただけにある意味カルチャーショックの一言。改めて愛媛FCが「愛媛県の代表」であることを実感した一日でした。
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- on 2008年03月20日 09:42
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