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2008年03月11日
必要以上の審判不信はよくない
昨年までの様々なジャッジミスに加え、今年のゼロックススーパーカップでの家本主審の不可解なジャッジもあり、例年以上にレフェリングに対して不信感が募っての幕開けとなった今季。
しかし、必要以上の審判不信はただゲームを壊すだけである。自分たちに対しての不利なジャッジに対して怒ってばかりでは試合は進まない。
やはり、まずは審判に対してのリスペクトとルールへの知識がなければ好ゲームにはならないだろう。
そう思わせるシーンがJ2開幕戦水戸対C大阪、わずか22分で退席となった木山監督の言動であった。
20分、C大阪の猛攻をなんとかゴール前でしのいだ水戸。最後はGK本間がこぼれ球をキャッチして一連の流れが終わった。
だが、レフェリーはバックパスの判定を下し、PA内での間接FKをC大阪に与えた。
このバックパスの判定に水戸は猛抗議。選手たちが審判に詰め寄り、監督も第4の審判に異議を唱えた。
しかし、VTRで見てみると確かにビジュの足に触れ、そのボールを本間はキャッチしており、ジャッジは正しいものだった。
そして、そこからも抗議は続いた。FKのポイントが下げられ、ゴールへの角度が広がってしまったのだ。
だが、このジャッジも正しい。
バックパスはゴールエリア内で行われたが、ゴールエリア内でのファウルの場合、FKのポイントはゴールエリアのラインまで下げて行われるのはルール通り。主審の判定は正しかった。
だが、その一連のジャッジに対して切れた木山監督は目の前のドリンクホルダーを蹴り上げ、退席となってしまったのである。
こうした必要以上のレフェリングに対しての異議は試合を壊すものに他ならない。
36歳、J最年少監督の若気の至りということで本人も「いい勉強になりました。もう二度としません」と反省しているように、初采配で気合が入りすぎてしまったのだろう。今後は冷静な判断をしてもらいたいが、Jリーグ全体が審判不信の傾向に偏っているのは危険ではないだろうか。
リーグ全体でもう1回、レフェリーとのコミュニケーションを図ってもらいたいものである。
- by 佐藤拓也
- at 2008年03月11日 19:46
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