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2008年04月18日
「愛媛のリーサルウェポン」ニンスタに降臨。
3連敗を喫した鳥栖戦の敗戦から2週間。1節の休みを利用して愛媛FCは守備面では中盤でもっと厳しくいくことと、3試合連続で失点を喫しているセットプレーの改善。一方、攻撃面では守備から攻撃への速い切り替えと、ラストパスの精度を高める作業に取り組んできました。
また、その作業速度を加速させる策として望月一仁監督は、開幕から右SB関根永悟、CBが津田琢磨、星野真悟、左SB井上秀人で形成してきた4バックラインの変更にも着手。仙台戦では鳥栖戦とは全く違った姿の4バックラインが見られることとなりそうです。
そして「新生愛媛FC4バック」の核となるのは、京都時代に負った右足すねの疲労骨折も癒え、仙台戦が愛媛FCでの初出場となる左SB三上卓哉。
駒澤大から2002年に入団した浦和、2004年途中で移籍した京都でJ1リーグ16試合出場、J2リーグ82試合2得点という実績もさることながら、キャプテンのCB金守智哉も「ミカさん(三上)は積極的にボールを取れるし、アプローチも早い。取った後も前にいける」と絶賛する堅実さが彼最大の魅力です。
もちろん、その特徴は本人も十分心得済み。「前まではずっと背中を見て育ってきたし、色々な意味で手本にしていた」ポジションも同じ4学年上の兄・三上和良(駒澤大→1998年神戸→2000年V川崎→2001年神戸→2001年途中・市原→2002年横浜FM→2004年大分→2005年大宮→2006年引退)を思わせる「守備を集中し、正しいポジショニングを取り、攻撃で積極性を出したい」と語る28歳の姿勢は、若い選手が多い愛媛FCに落ち着きを与えることは間違いありません。
今季はSBを起点とするポゼッションサッカーを標榜する望月監督も早期復帰を切望していた愛媛の「リーサルウェポン」三上。彼がニンスタに降臨する時、苦戦が続く愛媛FCの流れを変える新たな風がピッチへと吹き込むことでしょう。
(今回のもう1人)
仙台戦で愛媛FCにおけるもう1人の「リーサルウェポン」となりそうなのが、入団2年目のDF高杉亮太。182cmの長身から繰り出すヘッドもさることながら、DFとは思えない神出鬼没の動きは、時に敵だけでなく、味方をも欺くものがあります。
ただし、その高杉はシャイな性格もあってかインタビューが大の苦手。仙台戦前日の18日も報道陣の囲み取材に対し、ほとんど断片的な返事しか返すことができず、最後には筆者に向かって「助けて」サインを発していました。それを見守る石丸清隆コーチと川井光一広報もかなり心配げ・・・(笑)
しかし、これでもほとんど報道陣との会話が成立しなかった昨年より飛躍的な成長を見せている彼。仙台戦でも「シュウさん(右MF赤井秀一)頼みで・・・。いや、シュウさんに助けてもらいつつ攻撃に絡んでいきたい」高杉がきっと成長途上のサプライズプレーを見せてくれる・・・はず・・・です。
- by 寺下友徳
- at 2008年04月18日 15:06
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