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2008年05月22日

「さいたま」への激戦、進行中。

「さいたま行き」全国一番乗りを決めた高知中央高校

下記エントリーの「野洲通信」にもあるように真夏の「彩花到来08埼玉総体」サッカー競技(7月29日1回戦、30日2回戦、31日3回戦、8月2日準々決勝、3日準決勝、4日17:00さいたまスタジアム2002にて決勝)出場を目指し、これから都道府県予選が花盛りとなる高校サッカー界。その先陣を切って5月19日には高知県・春野球技場にて、高知県代表を決する決勝戦が行なわれました

そこで栄えある「さいたま行き」全国一番乗りを決めたのは、昨年初出場の全国高校選手権大会で国立のピッチを踏んだ高知中央高校。

対戦相手は「今まで公式戦で一度も勝っていないし、(プリンス四国出場権を争う)春の新人戦でも0-4でポゼッションに全くついていけなかった」(保名栄治監督)明徳義塾。しかも主力CBの井上誠(2年)が準決勝・高知戦における負傷の影響で、急遽本来FWの主将・本山貴平(3年)と位置を入れ替えざるを得ないアクシデントに見舞われた高知中央でしたが、持ち前の粘り強い守備をベースに48分(35分ハーフ)、ボランチ高木亮太(2年)の左CKを「苦しい中でどうしても1点取りたかった」左MF松本裕太がヘッドで奪った1点を最後まで守りきり、冬に続く全国大会出場を嬉しいインターハイ初出場で飾りました。

「大舞台でやる楽しみは経験できたので、今度は全国で勝てるチームになりたい。そのためにはもう1つレベルを上げないと厳しいので、取ったボールをしっかりつないで、攻撃で厚みを加えていきたい」(本山)。

さて次に歓喜が訪れるのはどの都道府県のどの高校なのか?開催地の埼玉県は3校(通常は2校)。予選出場校が多い北海道、千葉県、東京都、千葉県、神奈川県、愛知県、大阪府は2校の出場枠が与えられるため、出場数は「56」となる狭き門を巡る戦いは6月末まで全国各地で繰り広げられます。

(追記)
都道府県予選決勝戦、全国大会では全試合TV中継が行われるなど華やかな高校サッカー選手権の影に隠れていますが、インターハイは大学・専門学校受験や就職活動を控える多くの高校3年生たちにとって「高校サッカー生活最後の」大会となっています。

この日取材した高知県大会でも、高知高校との3位決定戦に0-1と惜敗した試合終了と共に号泣する高知工業の選手たちの姿には、筆者自身も胸を打つものを感じました。

実力や学校環境の違いはあれど「最後の大会」に賭ける想いはどの高校サッカー戦士も同じ。「純粋さが恥ずかしい」とされがちな昨今の世の中ですが、そんな彼らの気持ちに触れてみると私たちも忘れてはいけないものを思い出せるかもしれません。

高知高校との3位決定戦に0-1と敗れた後、涙する高知工業の選手たち

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