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2008年12月27日
高円宮杯第20回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会準決勝
レオーネ山口U-15 0-4(0-2) FC東京U-15深川
高円宮杯第20回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会の準決勝2試合を取材した。
1試合目は町クラブのレオーネ山口U-15が、FC東京U-15深川と対戦。それぞれのチームがどんなサッカーを見せてくれるのか楽しみにしてみたのだが、予想と正反対の内容に驚かされた。
試合は、最終ラインを高く押し上げて全体をコンパクトに維持する町クラブのレオーネが主導権を握る展開に。力の差を見せつけられたFC東京はゴール前にブロックを形成し、シンプルにトップの中川大海へロングボール。うーむ。それでいいのか?
失点の危険性を背負いつつも、決定的なシュートを打たせることはなかったFC東京は、18分にシンプルなタテパスを金田一樹に通すと、対応したDFの攻撃的な守備(インターセプト狙い)をかわしてGKとの1対1に。落ち着いてこれを決めた金田の得点により、レオーネは精神的に追いつめられていく。
試合を支配しながらも得点が決まらないチームに焦りが蓄積していくのは必然的な流れである。心理面でレオーネを追いつめる決定打となったのが、前半終了間際の野沢英之の独走による2点目。前半3本のシュートでの2得点は、後半のレオーネの戦いに微妙な影を落とす。それがはっきりと出たのが久永の組み立て。パスを織り交ぜていた前半とは違い、分厚く守るFC東京を相手に、何度となくドリブルを仕掛けていく。本人は「自分がやらなければと思ってドリブルしてました」と前向きに振り返っていたが、そうせざるを得ない状況に追い込んだのは、劣勢のFC東京の前半の2ゴールだった。
後半もレオーネが前に出るが、FC東京の守備陣に綻びは生まれず。後半にさらに2ゴールを畳みかけたFC東京が決勝進出を決めた。
ちなみにもしサッカーが採点競技であればレオーネが圧勝していたはず、という事実は付記しておきたい。
- by 江藤高志
- at 2008年12月27日 19:53
- in マッチレポート
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