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2008年01月30日

ボスニア・ヘルツェゴビナ戦レビュー

 岡田監督への交代後、2試合目となったボスニア・ヘルツェゴビナ戦を終えて、今回も浅野賀一、後藤勝の両名に試合の印象を語ってもらいました

 川淵キャプテンが話していたように、判断の遅さなどまだまだ課題は残りますが、収穫もあったと考えていいのではないでしょうか。

 いよいよ始まるW杯3次予選初戦のタイ戦に向けて、参考にしてもらえればと思います。

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日本代表プレビュー。ボスニア戦に臨む日本について

ボスニア・ヘルツェゴビナ戦を前に、西部謙司さんをゲストに迎えプレビューを行いました。
後藤勝、江藤高志の3者が参加し、簡単に見どころを話し合いました。

3次予選初戦のタイ戦を直前に控えていますが、岡田監督率いる日本代表にどこまでを求めるべきなのか。
何を見ればいいのでしょうか。

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2008年01月26日

岡田監督初戦の印象

26日に岡田監督の初戦となるチリ戦が行われました。
後藤勝と、浅野賀一の両名に試合直後に試合の印象を語ってもらいました。

試合後の記者間では厳しい意見が渦巻く中、両者とも前向きなコメントを残してくれました。

ビエルサ監督についてのクロストークとあわせてお楽しみください。

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2008年01月18日

高校選手権座談会 11/11

■屈辱をバネに・藤枝東と静岡勢の復権に期待

江藤 流経の話はここらにして藤枝の話もしておきたいんですが、これを機にね、この敗戦をきっかけに、また静岡が復活しないかなと。4番の鳥羽亮佑に話を聞いたんですが「この悔しさを後輩たちや、TVで応援してくれた新1年生がわかってくれると思う」と話していてね。何年か後に、藤枝東、もしくは静岡のチームが決勝に来て優勝した時に、今日の敗戦というのがバックグラウンドとして出てくるんだろうなと。それは生徒もそうだし、指導者もそうだろうし。

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高校選手権座談会 10/11

■オシムが目指した到達点との類似性と世界との立ち位置

江藤 準決勝だったかな。彼らはピッチ脇でリフティングを始めてね。それを試合後に湯浅さんが監督に質問して「彼らは元々ああいう遊びみたいなサッカーをしたいんじゃないですかね」と答えていましたね。

下田 確かに準決勝を見て、彼らは、ボールとジャれるような、トリッキーな事もできるんだけどやっていないだけなんだという事は、思った。
 よくスカパー!の解説の川勝良一さんがバルセロナのデコについて話すんだけど「デコは曲芸みたいなプレーをさせたら何でもできるんだろうけどやらないですよね。彼は、今必要な事が何なのか?を見極めて、その時、本当に必要な技術を見せてくれる。だから彼を見てるだけでおもしろいです、という話をしたことがあって、実際おれ去年のトヨタカップを現場に見に行ったけど、ずっとデコみてたらおもしろかった。それに近いことは流経の子はたぶんみんなできるんだろうけどね。

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高校選手権座談会 9/11

■時間つぶしの国民性・「男前」だった流経柏

寺下 流経の優勝に価値があるのは、高円宮杯を制した上で、選手権を制したという点。インターハイは3位だったんですけどね。つまりユース年代という部分のトップでもあるし、学校体育の枠組みの中のトップでもあると。

江藤 ユースのチームは組織をしっかり作っているチームが多いけれども、今回の流経の場合で言うと、東福岡みたいなスィーパーを置いたチームとガチンコでやって、PKまで行っているが、勝ち抜いてきた。要するにトーナメントに特化したチームにも勝ったという部分でもすごいと思う。

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高校選手権座談会 8/11

■戦術に対応できるだけの個人能力の必要性

江藤 福島のJFAアカデミーでクロード・デュソーさんのところに話を聞きに行った時に、彼は10歳くらいから各ポジションの戦術的な動きは教えてもいいんだという話をしていて、それには賛否両論あるんだけど、要するに戦い方をもっと理解すべきだと。このタイミングでこういう状況が起きた時に選手はこう動けばいい、とうセオリーは知っておいていいという話なんですよ。で、流経の子はそれができていた。この時間帯ではこうすればいい。こういう状況ではこうすればいい、という事は理解できている。で、ぼくはそういう動きをもっと多くのチームができるようになるといいと思ったんですね。戦術理解度を高めると。

下田 戦術理解度というか、どんな戦い方でするにしても、それができるだけの技術が必要だということでしょ。戦術から議論に入るから、論点ボケを起こすと、僕は思っていて。フラット3とか、4-2-3-1とか関係ないんですよ。試合をやってりゃあ、ズレるんだから。サッカーなんて流動的なんだから。だからそれに対応できるだけの
技術が必要だと思うんですね。

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2008年01月17日

高校選手権座談会 7/11

■世界との対戦を論点の原点に

江藤 寺下さんの今大会における印象はどうですか?

寺下 印象は今年は去年ほどユースを見れていないので何とも言い難い部分があるんですが、流経柏はぼくがインターハイで見た時はそれほどだったんですが、この選手権の決勝で、飛躍的にチームとして固まったなという印象を受けました。ぼく、高円宮杯の決勝を見れていないので、そこは何とも言えないところなんですが、選手権を通じて初戦からしっかりとチームを作ってきてましたね。特に今日に関しては、上條宏晃くんが戻ってきたのはすごい大きかったですね。

下田 大きかったね。

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高校選手権座談会 6/11

■公立高校の育成システム

江藤 ところで藤枝東はジュニアユースを作って育成してきたとのことだったけど。

寺下 藤枝東FCですね。ジュニアユースですね。

江藤 公立高校があそこまでできたというのは、今日は負け方は残念でしたが、三鷹にしても、三鷹のサッカーはちょっと不器用だったけど、ああいう都立、公立が上に来てくれるのは夢があると思いましたね。

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高校選手権座談会 5/11

■サッカーを熟知した上での強さ

江藤 今日の流経のサッカーを見ていてサッカーを本当によく知っているなぁ、と思いました。たぶんトータルなサッカー観を持っているんだよね、彼らは。時間帯に応じた戦い方を知っていて、ただそれと国見みたいなガチンコで勝ちにこだわるサッカーとは全然違う次元で、流経はガチンコで強くてなお、サッカーを知っていた。下田さんがおっしゃる通り、ぼくもあれがスタンダードになってほしいとは思うんだけど、まだ今は高校サッカーの風潮は野洲みたいな華麗さを賞賛するというか…。

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高校選手権座談会 4/11

■高校生だとしても、もう若くない

寺下 ただ、長いボールを蹴れないというのは今後の日本サッカーの問題だと思います。

下田 長いボールを蹴れないことの活かし方かなと思っていて、それって甲府の、大木監督の考え方じゃないかなと。(比較論で甲府の選手たちは)うまくはないわけですよね。大きなサッカーをやろうとすれば、技術が少し足りない分ブレが出てしまう。だったらみんなの距離を近づけて、短いパスを使いながら前に行けばいいんじゃない
かと。点が取れないならみんなで前に行けばいいじゃないの、という発想だったと。
 だからぼくは甲府の影響を香川西とかに見ました。両者のサッカーの質は全く違うよ。だけど甲府もそうでしょ、無理してもつなぐ。サイドバックの杉山新が後ろ向きで追い込まれても蹴らない。それと同じような事が香川西に見られた。
 個人の能力を見た時に、香川西にもドリブル上手そうだな、という選手はいたけど、これで上のカテゴリに行ったらきついだろうというレベル。だけどあの子たち(香川西)は選手同士の距離を上手く保ちながら後ろからでもしっかりつないでいた。そのかわり、つなぐためには、技術、判断、サポートの角度の正確さで補えるんじゃないかという発想だったんじゃないかなと。、実際どういう狙いでああいうサッカーをしていたか確かじゃないけど。そういう部分で補いながら、ガマンしてつなぐというチームが多くなっていたかなと。津工業もそうでしょ。

寺下 そうですね。

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高校選手権座談会 3/11

■高い個人能力と戦術理解度

江藤 話が前後して申し訳ないんですが、大前くんのプレーで、すごいと思ったのは、あれだけの能力を持っていながら走るんですよね。

下田 そうですね。

江藤 それがぼくはすごいと思って。戦術理解度が高いという事も言えると思うんですが、そういう言い方をすると、流経は時間帯に応じた戦い方がすごく上手くて、たとえば前半の立ち上がりは蹴って入って、セーフティーに試合をスタートさせた。
 で、後半の20分くらい、3点目を取った後くらいから、ものすごく落ち着いた攻撃をしてて、カウンターなんだけど、もう無理に攻めきろうとせずそこでキープを始めるんですね。

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高校選手権座談会 2/11

■粒の小ささを感じさせられた大会

江藤 まあ、それはさておき下田さん。9試合ご覧になられたそうですが、気になった選手、傾向みたいなモノはありましたか?

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2008年01月16日

高校選手権座談会 1/11

■高校生のレベルは下がっているのか?

江藤高志 今大会は準々決勝進出チームからJへと進んだのは大前元紀一人だけ。全体で見てもほとんどいなかった。その一方で大学サッカー出身のJの選手が増えてきている。湯浅健二さんと「なんでだろう?」という話をしていたんですが、高校生のサッカーのレベルは下がっているんでしょうか?

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高校選手権座談会・前書き

 先日予告しておいたのですが、流経柏が藤枝東を圧倒して初優勝した試合後。寺下友徳(12試合を取材)、江藤高志(10試合)、下田恒幸(9試合)の3人で集まって、決勝をアテにした座談会を行いました。

 ちなみに座談会の統一した見解として、流経柏の完成度の高さが上げられました。個人能力の高さはもちろん、選手一人一人が状況判断してチーム戦術を繰り出す戦いぶりは、非常に大きな驚きとなりました。

 ただ、それにしてもここが到着点ではないという意味で、世界との距離を視野に入れた報道や評価の必要性が提起されたのは意味があったのではないかと思っています。

 座談会本編は、11回分のエントリーとして掲載していきますのでお楽しみに。

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2008年01月15日

予告編・選手権座談会

選手権決勝が終了した直後に
寺下友徳(12試合を取材)、江藤高志(10試合)、下田恒幸(9試合)の3人で集まって、決勝をアテにした座談会を行いました。
全編のテープ起こしにはもう少し時間をもらうとして、とりあえずおもしろそうなところを抜粋して掲載します。
今回掲載文に関しては、下田さんの、CLを含めたTV実況の経験を生かした高校生と世界との比較論がおもしろいとおもいます。

「若くないんですよ、高校サッカーの子供たちってのは、実は。今海外のサッカーを見ていると、あの年代の子がレギュラーだったりするわけですよ」(下田)

ちなみに下田さんは高校生と世界という切り口でもう少し語っているのですが、それは後日という事で。

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2007年12月25日

定食座談会 on Jsサッカー 「理想と現実」

idealvsreal.jpg

先日、都内某所にてJsサッカー次号にて掲載予定の定食座談会を行ったんですが
ボツにする部分がちょうど切りのいい分量だったので、簡単にまとめて掲載します。

今回の定食座談会は「理想と現実」という切り口で開催してます。

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2007年01月10日

高校選手権総括をPodcast配信

高校選手権決勝直後に行われた、総括の座談会のPodcast配信を開始しました。
第1回配信は、選手権への定食メンバーの感想を中心に、盛岡商優勝の要因、選手権における戦術と個の力の振り返りを熱く語っています。

フットボール定食(ポッドキャスト版)

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2006年11月13日

オシムジャパン+Jリーグ

少し前になるんですが、オシムジャパンとJリーグについて座談会を行いました。
その時のデータをポッドキャストとして公開します。

後日、テキストも公開する予定です。
そちらと合わせてご覧頂ければと思っています。

フットボール定食Podcast版

追記 14日
転送量過大のため、サーバーがロックされる症状が発生しているそうです。
ダウンロードできない場合はしばし時間をおいてみてください。
もしかしたらなんとかなるかもしれません。

2006年03月06日

いわゆる「審判問題」を巡る多面的考察 その4

後藤――ここまでは「審判批判」の内容が多かったですが、逆に「審判を保護する」ということも必要になってきますよね。収入を保証するだけでなくて、「ここでイエローを出したときに試合を壊すが、壊さざるを得ない」といった場合に、協会としても、「それはそういう判断にすべきだと許しているから、協会としては保護します」というような、根っこの部分で保護してあげないと、審判も思い切ってジャッジはできないですよね。それがあって、毎年「今年はこう」と方針は打ち出しているとは思うんですけれども。
 さっきのコントロールの部分とは話が違ってくるとは思いますが、ジャーナリストとしては適切な批判をすると同時に、いいジャッジを書いていくことも必要かな、とは感じますよね。
江藤――それは大事ですよね。
佐藤――いいジャッジにはサポーターも拍手してほしいですよね。
江藤――そこは難しい問題ですよね。
浅野――目立たないほどいい審判ですかからね。

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いわゆる「審判問題」を巡る多面的考察 その3

浅野――まあ、これは全然想像の話なんですが、セリエAでトッティがバックチャージで骨折したときに問題になったじゃないですが。カカのコメントを持ってきて「セリエAはバックジャージを取らないから危ない」といったような。
 たぶんモットラムさんはヨーロッパとかのファウルに甘い現状を見ていて、ひょっとしたら問題意識を持っていたところもあったのかもしれませんね。
江藤――なるほどね。マイナスの方向で悪かったことを正そうと。一概に悪い方向だけじゃなく、バックチャージを正そうとしたのは「日本のため」という部分もあったと。
後藤――そもそもね、昔ペレがW杯(1962年チリ大会)で大けがしてしまった、あの悲劇から始まっているわけで…ヨーロッパではファウルを取らなすぎた、危険な行為に甘すぎた。日本は逆に少々のファウルでも取りすぎた。ちょうどいいバランスというのは誰も見つけられないと思うのですが、ベストの状態に Jリーグが近づくといいですね。
浅野――日本はもう少し流す方向にシフトすればいいですよね。逆にセリエAはもう少し厳しく取った方がいいと思います。
寺下――ただ、1つ危惧することがあって…W杯の前に必ずレフリーの審判基準が出るじゃないですか。
 例えば、フランス大会(1998年)の前に「バックチャージを厳しく取る」というのがあって、その結果どんなところでも厳しく取って、やたらカードの多い大会だったという記憶がありました。
 でも、それはFIFAの決定ですからね。そのようなことがあるので、ひょっとしたらW杯後に審判の基準がガラッと変わっている可能性はありますよね。
江藤――ただ、全体としては流す方向になるので、それは期待したいですね。
寺下――そうですね。

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いわゆる「審判問題」を巡る多面的考察 その2

江藤――たぶん、そういう方向になってきているとは思いますね。JFAも2015年までに日本代表が世界のトップ10に入ること(JFAの約束2015)を目指していますからね。技術委員会も世界の基準を見ていると思うし、日本代表が世界で戦って来た中で、やっぱり対戦国の厳しさも見てきているわけだし。海外サッカーの情報も豊富に手にはいるようになっていますから、そういう部分で(ジャッジの)基準を変えたということが絶対あると思うんですよね。
 では、どう変わるかという部分なんですが、昨日(2月26日)川崎Fと大宮のプレシーズンマッチを見てきたんですね。主審は東城さんで、結構笛を吹かないレフリングで、的確にイエローを出してよかったんですよ。
そんな彼は去年の高円宮杯全日本ユース(U-18)大会の準決勝(滝川第二高―札幌U-18戦)で、笛吹きまくり、カードだしまくりだったんですね。ものすごくルールに厳格に、「倒れたファウル」というところに厳格に笛を吹いたわけなんですよ。
 その結果、何をもたらしたかというと、札幌U-18は決勝戦で2人の選手が累積と退場で出られなくなってしまった。結局札幌U-18は、決勝でヴェルディユースに大敗してしまったわけです。選手を守るはずのルールが、試合を壊して、トーナメントを崩してしまった。それがよかったかと言えば、よろしくないと。と思っていたのですが、昨日の試合では、東城さんの笛がよくなっていました(そう感じた)。そこで、今回の基準の改正によって「よくなる」という期待が持てるんですよね。

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いわゆる「審判問題」を巡る多面的考察 その1

フットボール定食第一回の討論の議題として、審判問題を取り上げた。
サッカーの現場に最も深く関わりながらも
その問題点や技術論に関してはほとんど伝えられることのない審判という世界について
実際(リアル)に集合しての座談会の開催。
その内容を主旨を変えない程度に再構成したものです。

テープ起こし:寺下

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