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2006年09月08日

9月のJ2日程と昇格争いへの影響

8月の早い時期に、横浜FCの高木監督に夏場の戦い方について伺ったことがある。ベテランの多いチーム構成に、夏場の暑さが影響するのではないかという観点からの質問だったが、答えは「夏場は我慢比べ」だった。いかに失点を抑えて負けないように工夫するかということで、実際、第3クールは横浜FCは36節まで負けていなかった。

しかし、高木監督がそれ以上に強調していたのは、「9月の7試合をどう乗り切るか」ということだった。9月には、第37節から第43節まで7試合が組まれている。これは、今年のJ2の月別試合数では最も多い。また、43節が終わると、天皇杯3回戦はあるものの、J2は2週間のインターバルがあり、ある程度疲労がリセットされて残りの9ないし10試合に突入する。つまり、この7試合こそが、今年のJ2の大勢を決すると言っても過言ではない。

この時期は、主力選手の累積警告による出場停止が2巡目に入る選手が出てくる。この場合、2試合停止となるから、チームとしては非常に厳しい状況になる。さらに、暑さと疲労が残る中、1ヶ月に7試合をこなさなければならないわけで、まさに消耗戦となる。

昇格争いをしている柏、神戸、横浜FC、仙台の9月の日程を見てみると、柏と横浜FCは、試合なしの節がない。神戸は41節休みで、1週間半のインターバルをおくことができる。また、仙台は37節にすでに休みを消化しており、38節から6試合を休みなしでこなす。9月の今後の6試合で、用意されている上位4チーム内の直接対決は、仙台-柏(38節)、横浜FC-柏(39節)、横浜FC-仙台(42節)だけ。残りは、中位以下との試合だ。J2をよく知る人であればおなじみだが、この時期の中位・下位チームの中には、長いシーズンの試行錯誤の末に仕上がってきて、上位を食うチームがいくつか現れる。ここで下位に勝ちきれるか、10月以降のクライマックスに向けて、細心の注意を払うべき消耗戦が続く。

(参考)
9月の上位チームのスケジュール
(*は水曜日の開催)

    37  38  39*  40  41  42*  43
柏   湘南 仙台 横浜 草津 徳島 水戸 鳥栖
神戸  横浜 札幌 湘南 徳島 -   鳥栖 東京
横浜  神戸 東京 柏  水戸 草津 仙台 山形
仙台  -   柏  徳島 札幌 鳥栖 横浜 草津

2006年04月20日

コパ・リベルタドーレス2006の楽しみ方

今週でグループリーグが終了、ベスト16が出揃うコパ・リベルタドーレス2006。
この南米チャンピオンを決める大会にも元Jリーガーが多数出場しています。

コリンチャンスでアルゼンチン代表マスチェラーノとボランチを組むのは
マルセロ・マットス(02'FC東京→大分)。今やセレソンも狙える逸材にまで成長しました。
インテルナシオナルの中盤にはファビーニョ(02'G大阪、04'清水)とティンガ(99'川崎F)。
パルメイラスでも、パラグアイ代表ガマーラと最終ラインを組むダニエル(98'東京V)、
Jリーグ73試合出場17得点のリカルジーニョ(97'名古屋→98'~99'平塚→00'~01'川崎F)、
そして大物“アニマル”エジムンド(01'~02'東京V→03'浦和)と3人が主軸として活躍中。
ゴイアスには、ナビスコ1試合の出場のみで帰国したロジェーリオ(05'清水)、
2000年のアントラーズ三冠メンバーのファビアーノ(00'~02'鹿島→03'仙台)と
ジャディウソン(02'札幌)の3人が所属。またコロンビアのアトレチコ・ナシオナルでは
03年に14ゴールを挙げ、サンフレッチェのJ1復帰に貢献した
マルセロ・ラモス(01'~02'名古屋→03'広島)がスーパーサブとして奮闘しています。

ブラジル人以外では、母国ボリビアのザ・ストロンゲストで10番を背負うバルディビエソ
(97'~98'横浜M)。同じく母国ペルーに帰り、スポルティング・クリスタルに在籍している
日系ペルー人のダビド・ソリア・ヨシナリ(96'~97'札幌、日本名は吉成大)なんて選手も。

意外とJとの結びつきが強いこの大会。昨年度の大会に出場していた選手でも
サンパウロの優勝に貢献したルイゾン、アトレチコ・パラナエンセのキャプテンとしてチームを
準優勝に導いたマルコン、そして大会得点王に輝き、完全にヨーロッパに行くものだと
思っていたのにFC東京に入っちゃったササ・サルセードが来日を果たしています。
ちなみにササの弟、ドミンゴ・サルセードもパラグアイのセロ・ポルテーニョで大会3ゴール。
浦和レッズ所属エスクデロの従兄弟、ダミアン・エスクデロもアルゼンチンの強豪ベレスで
2ゴールを挙げて存在感を示しているのです(今日4/20が誕生日でまだ18歳!)。

注目度はCLに劣るものの、かなり熱い戦いが繰り広げられているリベルタドーレス。
少し普段とは違ったフットボールを楽しみたい人にオススメです。

2006年04月05日

柏vs愛媛

因縁じゃないけど、柏の石崎監督と愛媛の濱岡、金守は微妙にダブっててちょっとだけ楽しみ。

特に去年のJFL・MVPの濱岡和久は1999年に大分に入団して2000年末で解雇。出場機会は1試合のみ。

石崎さんは実戦で使えるレベルにないと考えていたわけだが、実際にJFLでたくましさを身につけ今季はJ2で試合に出続けている。
99年当時から比べると確実にJ2はレベルアップしているわけだけど
そういう中でもちゃんと結果を出してきているのはたいしたもの。

濱岡がどう思っているかわからないけど、多少なりとも成長した姿を見せたい、という思いはあるんじゃないかと思います。

この対戦は、シーズン前の2月の練習試合でも見たのですが、そこの時点からどの程度両チームが成長しているのかにも注目してます。

まあ、かなりのプレッシングサッカー合戦になるはずで、ものすごく楽しみにしてます。

2006年03月03日

2006年J2第1節

柏―湘南

別名「加藤望ダービー」(笑)。前線からプレッシングをかけ、運動量をベースにした守備を行なう柏に対し、練習試合では抜群の裏へ飛び出す動きで得点を量産していた湘南FW横山がゴールを陥れられるかが焦点。一方、柏復帰を果たした北嶋は、市船橋高時代は共に黄金時代を築いた1年先輩の城定のマークを振り切れるのか?また、FW→CBときて再びFWに戻った湘南・戸田の高さにも要注目。

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東京V-徳島

徳島MF玉乃の「リベンジ」に目が行きがちであるが、J2屈指のウインガーである片岡が東京Vにどれだげ通用するかも見所。CB2枚が必ずしも裏に強いタイプではないだけに、片岡に突破されることが多いようだと、波乱の香りも。

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神戸―草津

神戸は当サイト推薦?の近藤祐介に注目。フィジカルだけでなくスピードもある選手。ウェイトさえコントロールできれば大化けも。草津はボランチのチカが肝。彼がDFラインとの連携を図れれば接戦に持ち込めそうだが、練習試合・湘南戦のように前掛りになるようだと、大敗も??

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水戸―山形

水戸の注目は右MFで先発予定のルーキー高橋。2月の練習生参加から契約を手にした早稲田大卒のスピードスターは、父親も元全日空の選手だったという「親子鷹」である。一方の山形は渡辺を底にした永井・財前・高橋の「OVER30」中盤がファンタステックなパスワークを見せられるかが鍵になりそう。


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鳥栖―札幌

DF 金裕置、ボランチに「あの」尹晶煥など、背骨の部分に大物補強を行なった鳥栖。J最小選手・山城の重心の低いドリブル突破は一見の価値あり。対する札幌は各方面から高い評価を得ているが、例年スタートダッシュの悪さが後々尾を引いているだけに、ここは勝利でスタートを飾りたいところ。

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愛媛FC-横浜FC

JFL でも入れ替わりの両者だが、横浜FCの新居浜キャンプでは昨年まで練習試合を行なっていた親密な間柄。初の「真剣勝負」でどのような結果が出るか?愛媛 FCはユース年代では絶対的な強さを誇った広島ユース同年代のDF森脇、MF高萩、FW田村のポテンシャルが発揮されれば、横浜FCを下すことは十分に可能と見るが…。

寺下

2006年J1第1節

広島―鹿島

広島には昔から妙に弱い鹿島。しかし、アウェイでは2002年以来負けなし。今回も自信をもって臨みそうだ。鹿島の持ち味である守備組織の形成に心血を注いだ「世界の知将」鹿島・アウトゥオリ監督対攻撃力の熟成を図った「日本の知将」広島・小野監督の巡らす策略にも目を配りたい。

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川崎F-新潟

J2 時代、大量の退場劇で大荒れになった2003年6月の等々力。アンデルソン・リマの伝説のFKが生まれた昨年5月のビックスワン。何かとドラマが起きるこのカードだが、開幕での対戦はJ2初年度の99年以来。その時は新潟がリカルド(現:FC琉球・フットサル日本代表)のゴールで1-0と勝利しているが、果たして今回の結果は?ちなみに、川崎Fの寺田・長橋、新潟の鈴木慎は当時の開幕戦にも出場していました…。

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横浜FM―京都

ここでのテーマは「リベンジ」。横浜FM側では京都では2年間でリーグ4試合0得点に終わったFW大島、2000年に途中加入もチームをJ1残留させられなかったMF平野、対する京都側では大器と言われて入団しながら花を咲かせられなかったFW田原、出場どころか1年でFC東京へと出されたMF星。いずれの選手も先発か、途中出場かは微妙だが、彼らの古巣へ成長した姿を見せたい気持ちは人一倍のはずである。また、横浜FMのサブ選手含む「魅惑の中盤」にも酔いしれてほしい。


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甲府―清水

2001年に甲府が経営危機に陥った時以来の支援関係や、前・清水監督だった大木監督との因縁など、話題は多き試合。筑波大学ファン的には02年度卒の甲府GK阿部に04年卒の兵働&05年卒のルーキー藤本の両サイドハーフがいかに襲いかかるかにも注目か。

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名古屋―C大阪

けが人続出の名古屋。予想される4バックの内3人まで(有村、深津、大森)がJ2、JFLで経験を積んだ成り上がり組(ちなみにGK川島も)。一方、C大阪は2シャドーの古橋、森島が同様の成り上がり組。「成り上がり対決」を制するのはどっちだ?


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磐田―福岡

福岡で前回のJ1を会見した選手は久藤1人のみ。過去1勝11敗の磐田戦対戦成績も若蜂たちには全く関係ないだろう。「静岡」対「九州」という高校サッカーどころ同士の対決も楽しみの1つだが、その中でも福岡・水谷が市清水商5年先輩の磐田・川口に挑むGK対決も静岡人には密かな注目点。

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G大阪―浦和

既に様々な媒体によって取り上げつくされた感はあるが、浦和GK都築は出場すれば、2003年9月6日以来久々、2回目の浦和ユニでの万博見参。(2004 年は岡山開催、2005年は出場停止)前回は1-2と敗れているが、彼自身の万博リベンジへ鼻息は荒いはず。彼のパフォーマンスに着目せよ!ああ、そういえばこの開幕カードは93年J開幕と同じスチュエーシでしたね…。


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FC東京―大分

FC 東京は1日のフォーメーション練習で右FWに阿部ではなく、18歳のエメルソン級超速ドリブラー・リチェーリを抜擢。大分DF福元との「18歳マッチアップ」が注目される。なお、FC東京・ガーロ監督は敵のサイドチェンジに対する4バックのポジショニングを細かく指示するなど、「守備から入る」指導。練習量も大幅に増えて「素材の宝庫」FC東京がどう変わるか?そこにシャムスカがいかに魔法をかけるのか?

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大宮―千葉

今年も人が動く千葉のサッカーは健在。ちばぎんカップの結果を見るかぎり、状況判断能力も身に付けた彼らはトップグループへの道を歩み始めている感すらある。一方の大宮は三浦監督自身も組み合わせを今だ探っている状態。小林慶の出場は厳しそうだが、代わりに藤本がけがから回復。昨年大車輪の活躍を見せた彼が大宮を救うか?

寺下


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