4月19日(水)の午後。埼玉スタジアムで行なわれた浦和サテライト−流通経済大学の「教育リーグ」を見てきました。
この試合で私が特に注目していたのは浦和DF堤俊輔、流通経済大GK林彰洋といった「U-19日本代表組」の出来。3バック中央でフル出場した堤は「全然声が出ていなかった」と自らも試合後反省したようにコーチング面での不安を露呈。両脇が細貝、南といったトップ経験者だったとはいえ、そこは同じプロ。今が体力的にも疲れがたまっている時期だとは思いますが、是非来週行なわれる代表の中国遠征では持ち前のクレバーなプレーを見せてもらいたいものです。
一方、早くも関東大学リーグでレギュラーを獲得している林は成長の跡を随所に披露。「シュートを撃たせないことを目標としている」コーチングで的確にDFを動かせば、66分には赤星の強烈なシュートをナイスセーブ。柏レイソル青梅Jrユースでチームメイトだった浦和FWエスクデロも「あの頃は下手だったのにうまくなった」と舌を巻く安定感でサテライト相手とはいえ2-1の勝利に大きく貢献した林。これには、この日視察に訪れたU-19日本代表・吉田靖監督も満足げな表情を浮かべていました。
阿部伸行(4年・全日本大学選抜)や飯塚渉(3年・全日本大学選抜)といった大学内の先輩との熾烈なGKポジション争いに打ち勝ってつかんだ大学リーグなどでの貴重な経験値。試合後にインタビューに答えてくれた林自身も「大学は高校よりスピードが速いし、プロとも多く練習試合をしているので多少レベルアップした気がする」と手応えを感じている様子でした。吉田ジャパンでは唯一の大学生ながら、1月のカタール国際ユースでのMVP級の活躍が示すようにその実力はプロレベル。只今「日々成長中」の林彰洋からはこれからも目が離せません。
(写真は大声でコーチングする流通経済大GK林彰洋)