【野洲通信】 総体(07/29 02:45)


全国総合体育大会(以下、総体)が幕を開けた。
いよいよ29日は大事な初戦、対前橋育英(群馬)。

自分たちの力で、これからのサッカー人生を切り拓いていけるのか。
今の野洲が全国でどれだけ通用するのか。

彼らの挑む夏は、まだまだ熱くなりそうな気配がする。

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【野洲通信】では、野洲高校サッカー部にご協力いただき、チームの1年を伝えていきたいと思います。
監督とスタッフ、そして選手たちが見せる表情を追いながら、彼らの目線で、新たな高校サッカーの魅力、面白さに迫っていきます。
第9回目は、総体直前のチームの様子をお伝えします。

7月28日。
総合開会式を終えた選手たちは、埼玉県内の高校へと場所を移し、総体へ向けた練習を行っていた。

曇り空にときおり心地よい風が吹くものの、埼玉特有の蒸し暑さと早朝からの式典出席、遠征続きとあって疲労の色も濃く、選手たちの息も上がりやすかった。

だが、前日練習ということもあり、いつもは柔らかい表情の選手たちも、ピリっとした雰囲気。明日の初戦へ向けゆっくりとエンジンをかけ始めていた。

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プリンスリーグ、高円宮杯出場決定トーナメントと公式戦が続き、総体への心の準備もなかなか出来ずにいたようだが「だいぶ全国への意識も高まったし、雰囲気もそうなってきた」と主将の?B西口諒は教えてくれた。

「今年は総体にも出場したい」
春先から山本佳司監督もずっと、それを口にしていた。

全国大会という意味だけではなく、総体にはもう一つ大きな意味があるからだった。

「これから自分の歩む道を切り開かせるため」

夏の全国大会の結果は、今後の彼らのサッカー人生を左右することもあるほど、結果や活躍次第では大きな意味を持つ大会になってくる。それは3年生だけではなく2年生も1年生も同じ。

目の前の敵を倒すだけではなく、自分の未来を切り拓くための戦い。
そして、真夏の決戦だからこそ、「暑さに勝つということは、自分に勝つっていうことやね。彼らがどれだけ頑張れるのか、その心も試される試合になる」と山本監督が話したように、『自分の心』との戦いでもある。

野洲が野洲らしく戦うために。
それぞれが、それぞれの“個”を出すために。

いつもは明るく飄々としている選手たちが、夏の全国という舞台で、どれだけ魅せることができるのか。

夏だからこそ熱を帯びる試合がある。季節に負けぬほどの熱気に包まれることもある。
10代の彼らが見せる、炎天下の70分。

「野洲の歴史を変えたい」
ずっと言い続けている言葉を現実にするために、彼らの総体と暑い夏が幕を開けた。

【野洲通信】は野洲高校サッカー部公認・協力の下、取材、記事作成をしています。
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